教育方針
自らも明日の
創造者であり
発信者であり
続けること。
確かな技術と知識を備えた技術者を養成するというだけでなく、つねに大きな視野から美容の未来を見つめ、美容の価値を高め可能性を広げていくことができる担い手を育てること。創立以来67年、変わらぬその使命感を胸に、日美は走り続けています。
−ニチビの精神−
戦後の混乱が続く1954年、結成間もない美容師の全国組織「日本美容師会」の付属教育機関として、日本美容専門学校は誕生しました。まだ美容師法も制定されていない時期に、美容業の水準と社会的地位の向上への熱い志を束ねての船出でした。
建学の精神
初代校⻑の奥野信太郎先生は、「美容師自身が人間性を磨き、これを技術の上に反映させることが必要」と説き、今日に至る日美伝統の教育の精神を啓きました。
日美は美容業界の適塾たれ
初代校⻑の奥野信太郎先生は、日本の近代化に様々な分野で活躍する人材を輩出した江戸時代末期の私塾「適塾」になぞらえ、「日美は美容業界の適塾たれ」と語り、業界をリードし、美容の未来を切り拓く人材を育てるという日美の社会的使命を明示されました。
※適塾は、厳格な授業を行う一方で自由奔放な塾風で知られ、全国から多くの志ある若者が集まったと言われていますが、日美もいつしか相通じる校風を培ってきました。
美容師は「美の実践者」である
第4代校⻑の今道友信先生は、『美について』(講談社現代新書)というロングセラーの著者において、美容の仕事を「心の輝きを呼び、人々を幸せにしていくものであり、世界の美化に貢献するもの」とし、その仕事に携わる者は「美の実践者」である、と美容の価値と使命について、さらに大きな視野を拓きました。