卒業生
インタビュー

  • 畑江 千穂

    「小学生の頃から憧れていた、ヘアメイクの世界へ。」

    畑江 千穂

    東京都出身。武蔵野美術大学卒業後、日本美容専門学校の夜間部へ。在学中にヘアメイクアシスタントを並行し、2014年に独立。現在はファッション誌、カタログ、広告などでヘアメイクとして活動中。

    「小学生の頃から憧れていた、ヘアメイクの世界へ。」

    小学生の頃から、雑誌などで活躍するヘアメイクの仕事に憧れていた私。その夢を叶えるため、美大を卒業後に日美へ入学しました。卒業した後は、サロンでの勤務を経て、ヘアメイクの師匠のもとで修行。昨年、アシスタントを卒業し、現在はフリーランスとして活動中です。主に、ファッション関係の撮影やショーの現場で、ヘアメイクの仕事をしています。ヘアスタイルは“彫刻”、メイクは“絵画”に近いと感じており、この仕事は芸術作品をつくることに似ている気がします。ただ実際には、一人ひとり個性の違う、“モデル=人”が関わってきます。モデルをどのように美しく見せるかということに加え、ファッションの撮影の場合は、トレンドも意識しなければいけません。最新のあらゆる情報を身近に感じとり、それを作品として雑誌や広告などの媒体にアウトプットする。そのスピード感が問われます。忙しい毎日ですが、多くのことを吸収しながら、とても充実した生活を送っています。

  • 佐々木 庄太

    「日本で培った技術は、世界に通用する。」

    佐々木 庄太

    日美を卒業後、単身でオーストラリアへ。
    現地で美容師として活動し、日本へ帰国。2008年カナダで日系美容室の立ち上げに参加。2012年より『Antique Hair Stadio』を独立開業。

    「日本で培った技術は、世界に通用する。」

    私は国内で働いている時から、海外で自分のお店を持つことを目標にしてきました。実際に海を渡ってからも「地元のお客様とふれあえるようなサロンを開きたい。」その想いを原動力に、カナダの移民ビザを取得しました。そして、ダウンタウンから少し離れた住宅街に自分の希望に合う物件を見つけ、念願だった美容室をオープン。サロン名でもある『Antique』をモチーフに、レンガを古く見せるために色を塗ったり、店内には小人が住んでいるかのような階段とドアをつけたりと、遊び心たっぷりの空間を演出しています。ここ最近では、日本の美容技術は世界で高く評価され、カナダでも日系ヘアサロンの出店が急増してます。けれど、まだまだ開拓していける余地はある。現在、2 店舗目の出店に向けてコンセプトなどを模索中です。これからも、日本で学んできた技術とサービスに自信を持って、いろいろな国の方々に喜ばれるサービスを提供していきたいですね。

  • 岩上 昌弘

    「自分を磨き続ければ、フィールドは広がっていく。」

    岩上 昌弘

    専門科 17期 1994年卒業
    基礎科 70期 1993年卒業

    1994年、南青山で最先端をいっていた人気サロンに就職。美容師として活躍しながら、新規の出店事業に携わる。13年間在籍したのち、2008年に独立。南青山で『MAGNOLiA』を経営している。

    「自分を磨き続ければ、フィールドは広がっていく。」

    ファッション雑誌、美容専門誌、美容メーカーの商品開発や広告、TV出演、セミナーや講演…。自身が経営する美容室『MOGNOLiA』で美容師として働くかたわら、さまざまな仕事に携わっています。ここまで仕事の幅が広がったのは、「美の面白さを伝える側の人間になりたい」と考え、努力を続けてきた結果です。美容師は、接客力だけでも技術力だけでも成り立ちません。自分が将来なりたい姿や目標を明確に持ち、そのためにいま何ができるのかを考えることが必要。常に自分を磨き続けていけば、自然と夢へ近づいていけると信じています。また今振り返ると、私の考えの基礎をつくったのは日美でした。在学中は美容の基礎はもちろん、クリエイティブの面白さに加え、美術や音楽など、あらゆる本物の美に触れることの大切さを学びました。幅広い知識を吸収しながら、技術と感性を磨ける環境がある。そこが、日美のいいところだと思います。

  • 淺輪 香織

    「努力を積み重ねた先に、輝く日々がある。」

    淺輪 香織

    専門科 9期 2008年卒業

    長野県出身。卒業後は、人気サロ『SHIMA』代官山店に就職。アシスタントから経験を積み、2011年にスタイリスト、2013年にはトップスタイリストへ昇格。

    「努力を積み重ねた先に、輝く日々がある。」

    地元のおしゃれで目立っていた先輩たちが、進学先として選んでいた日美。その姿をみて、“自分も憧れの先輩たちに少しでも近づきたい”と思い、入学を決めました。学校では、常に一番になりたいと思い、カットやスタイリングの練習をしていました。その負けず嫌いさが私の原動力ですね。現在、働いている『SHIMA』は、もともとお客さんとして通っていた美容室。「卒業後は、絶対にここで働くんだ!」と決めていた私は、採用面接のために洋服を新調し、髪型をバッチリとキメて面接に挑みました。結果は、見事採用。しかし就職後は、大変なことも多々ありました。けれど、持ち前の負けず嫌い精神で、1日も早くスタイリストになりたいと奮闘。結果的にスタイリストになるのに3年かかりましたが、その悔しさをバネに、1年半後にはトップスタイリストに昇格することができました。目標を掲げて、それを乗り越えていく。その積み重ねが、現在の充実した毎日につながっています。

  • 安藤 桃花

    「日美での学びが、美容の現場で活きている。」

    安藤 桃花

    埼玉県熊谷市出身。埼玉県立進修館高校を卒業後、総合美容科に進学。卒業後は、全国展開している総合エステティックサロンに就職。

    「日美での学びが、美容の現場で活きている。」

    美容師だった母の影響もあり、人の美しさを引き出す仕事に携わりたいと思って総合美容科に入学しました。在学中には、美容に関する基礎知識や技術、接客の方法など、実際のサロンワークで使えるあらゆることを体系的に学ぶことができました。なにより、楽しく美容のことを学べたのは、良くしていただいた先生方の影響が大きいですね。日美に通って、さらに美容が大好きになりました。そして卒業後は、全国展開するエステサロンに入社。その半年後に大きなサプライズが…。なんと、新米の私が、スタッフに技術や接客を指導するインストラクターに抜擢されたのです。全国に1000名以上のスタッフが在籍する中、インストラクターの数は65名ほど。どうして私が? と驚いた部分もありましたが、日美で学んだことが評価された結果だと思っています。私の目標は、お客様からもスタッフからも愛されるエステティシャンになることです。